はじめてUNIX で仕事をする人が読む本 の備忘録 01
はじめに
私は、色々有りまして下記の本を利用させて頂き、Linux / Unix の基礎について再度勉強し直すことになりました。せっかくなので、アウトプットとしてここに書き残していきたいと思います。
https://www.amazon.co.jp/UNIX/dp/4048913921www.amazon.co.jp
第1部 生活環境編
第1章 ログイン/ログアウト
ログインとは
ログインとは、自分が何者であるかを宣言し、システムの認証を通り、システムを操作する権限を得ること。
ログインには種類がある
- 目の前のデスクトップ機に直接ログインする方法
- ネットワーク経由でリモートログインする方法
- TELNET, RLOGIN 等を使ったログイン
- SSH (Secure SHell) を使ったログイン
- 通信内容の盗聴や、接続先サーバのなりすましを避けて、安全にログイン出来る
- 現在一般的に使われている手法だと思う。
- 別ホストのデスクトップ画面をネットワーク経由で表示してログイン
- いわゆるWindows のリモートデスクトップ
SSH によるリモートログイン
SSH プロトコルで通信するプログラムの実装の1つが、OpenSSH (https://www.openssh.com/)である。これは、FreeBSDとUbuntu の両者共に、標準でインストールされている。Amazon Linux でも採用されている?
SSH の特徴
- 通信経路の暗号化による盗聴防止
- サーバ認証を用いた、サーバのなりすまし(中間者攻撃)防止
- パスワードだけでなく、公開鍵認証方式を用いたユーザ認証
- 通信パケットの完全性の保証による、通信内容改ざん防止
コマンド
$ ssh <host name or IP address>
ユーザを指定する場合は、
$ ssh -l <user name> <host name or IP address>
もしくは
$ ssh <user name>@<host name or IP address>
うまく接続できると、パスワードを求められる。成功するとログイン出来る。
他にも公開鍵暗号方式を使ったユーザ認証方法を利用することも出来る。
公開鍵を作るときにパスフレーズを打ち込まず作成することで、SSH接続後のパスフレーズの入力なしでログインすることが出来る。
ログアウト
そのホストでの作業終了するときにログアウトする。保存していないファイルなどあれば、ログアウト前に保存すること。
SSHなどでリモートログインをしているときは、exit
コマンド又は、logout
コマンドを実行し、使用していたシェルを終了させる。
exit
、logout
コマンドの代わりに、Ctrl + d
を押しても、シェルを終了できるが、危険らしい。システム側のデフォルト設定が無効になっている場合がある。
GUI環境の時は、それぞれで変わるので割愛。
第1章 ログイン/ログアウトは以上。
次回は、題2章 UNIXの基本操作を書いていく